鍵を失くしたら即交換!これが防犯上の鉄則

夫の母が痴ほう症となり、家族が心配していた時に事件は起きました。義父がゴミ出しでちょっと目を話した平日の早朝に、義母はお財布も何も持たずに、薄着のまま家を出てしまったのです。うちの夫は次男ですが、他の息子たちは他府県に住んでいるので、1番近くに住んでいる私たち夫婦が探すことに。思い当たるフシは全て聞いて回り、家族で手分けをして探したのですが、結局母は、私たちの思いもよらない、電車を乗り継いで1時間以上かかる港町で発見されたました。無事に戻ってきたのは良かったのですが、驚いたことに義母は、財布こそ持っていませんでしたが、キーケースを持ちだしていたのです。出かける時には鍵が必要だとわかっていたのはたいしたものですが、やっかいなことに義母は、キーケースの中の鍵だけ、見事に失くして帰ってきました。

キーケースは特に壊れておらず、誰かが鍵をキーケースから外さないと取れないのですが、鍵を失くしたのはどこなのか、義母に聞いてもわかるはずはありません。そのキーケースが自分の物だということも、今の義母にはわかりませんから。全く無関係の地で鍵だけを紛失したのだとしたら、例え誰かにその鍵が拾われたとしても、鍵の場所までは特定されないでしょう。でも、もし近所で鍵を失くしていて、鍵を手に入れた人が義母の家を知っていたら。そんな偶然はないに等しいとは思いますが、やはり防犯上、鍵を失くしたら即交換しかありません。

義母も自分の起こした不始末をなんとなくわかっているのか、とても元気がないですが、自分が目を離した隙に義母を外出させてしまった負い目から、義父もすっかり弱ってしまい、鍵の交換も私たち夫婦で手配しました。長年住み慣れた家で鍵の交換は今回が初めてらしいのですが、義母が無事に戻ってこられて、鍵の交換くらいで済んだのだから、それで良かったと笑い話にしたいと思います。